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ご挨拶

社長の横山と申します。

HPを制作して頂いてから随分経ちましたが、ブログを更新しておりませんでしたので、少しずつですがブログを更新していこうと思っております。

弊社では最近、焼き入れ後の難切削加工に挑戦しております。

例を挙げると鉄は焼き入れ前に穴を加工してしまうと焼き入れ時の熱膨張、収縮により穴の径や穴から穴の寸法は変化してしまいます。

焼き入れ後の穴から穴の寸法を一つずつ測定してみるとバラバラな寸法になっており下記画像の部品で基準より最大で0.05㎜ずれていましたが、物によっては0.1㎜程度寸法ずれを起こします。

(画像の製品はマスキングテープを貼り、マスキングテープに実寸を書き込んでおります。)



これを研磨工程を行なってから、穴を加工する事により穴から穴の寸法を公差±0.02の範囲内で仕上げられます。

当然ですが、焼き入れした後は硬度がHRC60程度(包丁の硬さ程度)ありますので、通常ならば硬くて加工はできませんが弊社での加工実績はかなりの数になります。

上記では穴加工を例に取りましたが、焼き入れ後の溝加工やポケット加工、3次元加工等の加工実績も多数ございます。

また穴の周りに余裕があれば、穴を大きくしてスリーブを打ち込み、既存の穴のピッチ修正加工も行っておりますし、焼き入れ後の穴の開いていない箇所にH7公差の穴を追加で加工することも可能です。

焼き入れ後に精度が欲しい部品等ありましたらご相談ください。

 
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